抜粋版シリーズについて   ■目  次■   【1】抜粋版のコンセプトについてはこちら   【2】実際のサンプル画像(編集例)はこちら  
 
(こちらは「絶版作品抜粋版」全体に対する説明です。個々の作品の内容についてはショッピングカートまたは
作品一覧表でご覧下さい)
 
 
はじめに
 
あとで詳しく説明しますが、抜粋版とは、すでに絶版となった作品を集めて再収録したシリーズです。
対象は2014年10月現在では「Rシリーズ」のみですが、他のシリーズ(とくに「Dシリーズ」「Eシリーズ」)に 
ついても近い将来、その全てが絶版となり、こちら抜粋版に吸収される可能性が大です。
 
ただし、いずれもオリジナル作品の再編集版であり、作品自体のコンセプトは変わりません。
今回初めて本サイトにお見えになり、まだ各シリーズの概要をよくお分かりでないお客様は、念のため先にこちら
各シリーズの特徴
をご確認下さい。
すでにご存知の方は、以下をどうぞ…。 
 
 
抜粋版シリーズとは…
 
この「抜粋版シリーズ」は、すでに絶版となった作品を数本ずつまとめ、「いいとこ取り」の形で残したDVDです。 
 
「いいとこ取り」というのは、例えばライティング、アングルなど撮影技術がひどく未熟なシーンや、モデルさんが
不馴れで迫力に欠けるシーンなど品質今イチの映像を減らし、かつ、同じポーズやアングルが続く退屈な場面 
(悪い言葉でいうと“尺かせぎ”の映像)も極力削って、作品のクォリティアップを図った…という意味です。
 
と言っても、BFシリーズのような "純粋な" ベスト版ではなく、あくまでも過去の絶版作品を買い洩らした方のため、
「せめて完全に廃盤にするには惜しい映像だけでも残しておこう」という目的で作ったもの。
よって、初期の未熟な作品も対象になっているので、本来のベスト版には収録できないレベルの映像もあります。
(その辺がこの抜粋版とBFシリーズの大きな違いです)
 
なお、中にはBFシリーズと重複する映像もありますが、BFのような「厳しいフルイ」にかかっていない分、個々の
映像はこちらの方が全体的に長くなっていると思います。
いわば、単体版(オリジナル版)ベスト版中間…といった位置づけでしょうか。
 
古い作品の復刻版が多く、最近作に比べると画質がやや落ちますが、その分、オリジナルDVDより高品質のモード
(一般的なDVDレコーダで言うと、SPでなくXPモード相当)で編集していますので、中には単体版より
むしろ綺麗に見える作品もあるかも知れません。
(その代わり、作品ごとのデータ量が多くなってしまい、通常120分のDVDにも60分しか録画できませんが…)
 
 
どんなコンセプトで編集されているか
 
編集にあたり、オリジナルから「どんなシーンがカットされたか」気になる方も多いと思うので、簡単にまとめます。
 
基本的に、浜田が「後世に残ってもいい」と思う映像は殆んどカットしていません。
カット対象になったのは、後顧の憂いになりそうな「デキのあまり良くない」シーンのみです。
 
【1】例えば、余りにもライティング、アングル、カメラワーク等が未熟で、今見ると恥ずかしくなるシーン。
   (とくに初期の頃はこんなシーンがたくさんあり、これらは浜田だけでなくお客様が見ても「?」とお感じになると
   思います)
 
【2】次に、出演モデルのレベルが“今イチ”の映像。
   当時はそう思わなかった作品でも、それから10年、20年と経って久し振りに見ると、「何でこんなモデルさんを
   使ったのだろう」と、冷汗が背中に吹き出す作品も結構あります。
   自分で作っておいて無責任な話で申し訳ありませんが、これらの中にもやはり、お客様が見て同じく「?」と
   お感じになる映像が少なくないと思います。
 
最初にカットされるのはそう言った映像で、これは浜田だけでなく他の方が客観的にご覧になっても、「カットは
止むなし
」…と、ある程度ご理解頂けると思います。
 
【3】これらに加え、全体としては及第の作品でも、あまりに冗長な部分、本筋に関係ない部分、退屈な部分は
   その一部を削らせて頂いています。
 
   例えば、
 
   (1) 作品イントロ部分の縄のアップや、モデルさんがただじっと座っているだけのシーン。およびモデルさんが
     気絶した(フリをしている)シーン
     出だしの静止シーンは、縛りに入る前にモデルさんのルックスや衣装などをジックリ観察して頂こうという
     目的で昔は入れていたのですが、あまり長くて退屈なシーンについては今回カットしました。
        
   (2) 縄が殆んど解けたあとのモガキシーン
     縄がしっかりしている間のモガキシーンはなかなか色っぽいモノがありますが、当時は1作品の長さが
     標準で50分以上と決めていたこともあり、縄が緩んだあとも「尺稼ぎ」に入れた映像も少なくありません。
     こういう「蛇足」のようなシーンも長く続くと飽きてしまうので、縄が完全に緩んだ後の映像はなるべく
     短かめにしました。
 
   (3) モデルさんが不馴れ(初の撮影時など)で、迫力のないモガキが続くシーン
     及第のモデルさんでも、最初の撮影時など、不安やテレが邪魔して迫力のない演技が長く続くケースが
     あります。後半になってOKの映像が撮れた場合、出だしの迫力のない映像は違和感があるため、多少
     削っている場合もあります。
     
以上、お読み頂けばお分りの通り、カットされるシーンの殆んどは、
・あまり本筋と関係ないシーン
・それがあるため作品全体のレベルを下げてしまうようなシーン
・つい早送りしたくなる(笑)ような冗長なシーン
であり、エッセンス部分の映像は触っていません
     
ですので、安心して(笑)ご覧下さって大丈夫かと。       
余計な部分、要らない部分をカットして中身が引き締まったことにより、むしろ作品全体のクォリティが上がったと
感じるのはたぶん浜田だけではないと思います。
 
 
編集結果の具体例
 
最後に、どんな感じに編集されているか、実例を2作品ほど挙げておきます。
は殆んどノーカットで収録された映像、は多少短くされた映像、×は大幅カットされた映像です)
 
例えば「R60」。
 
抜粋版に収録されるにあたり、大きく削られたのは下↓のような部分です。
(上記のように、イントロ部分や縄ホドキシーンのラストなど、半分“蛇足”と言ってもいい場面ばかり)
 
  
  
 
次に、大きく削らないまでも、短くしたのは次のような↓映像。とくにロング(遠景)の手首縛りシーンなどは、
あまり長いと退屈してしまうので、適度な長さにカットしました。
 
 
 
↓ちなみに、同じ縛り途中のシーンでも、下のように縄がきちんと巻き付いてからの映像はあまり削っていません
 
  
  
殆んどカットしていないのは次↓のようなシーン。作品の「見せ場」や、になる映像はそのまま残しています。
(縄ほどきシーンも、完全に緩んで退屈な映像になってしまうまでは、できるだけカットせず入れています)
 
  
  


もう1つ、「R52」(松井かおり) の映像を例に取ると…。

↓上と同様、大きく削られたのはイントロ部や縄ホドキシーンのラストなど、比較的"中身"の薄い場面ばかり。
 
  

 
次↓のような「縛り途中」のシーンやその後の静止シーンは収録対象です。ただし、あまり同じようなシーンが長く
続いて退屈しそうな場合は少し短くしました。
 
 
 
↓縄ほどきシーンも、完全に緩んで退屈な(意味のあまりない)映像になってしまうまでは、極力収録しています。

 
 
↓例えば下のような作品の「見せ場」や、になる映像はカットせずそのまま残しています。
 



これらサンプルをご覧頂けば、「ぜい肉」の部分が減り、作品が締まって全体クォリティもアップした…という
意味もお分かり頂けると思います。
 
このように、抜粋版シリーズは「本当に見て欲しかったシーン」だけを残した作品集で、正直な所、浜田に
とっては個々のオリジナル版より「こちらの方がお薦め」と言ってもいい位のシリーズです。
 


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